焼き芋の選び方、種類、八百屋と一緒に食べてわかった極上の選択




寒い時期が続いていますね。
冬に食べたいものといえば焼き芋!!あなたはホクホク派ですか?ねっとり派ですか?

 

わたしは、断然ねっとり派なんですが、

「スーパーに並んでいる焼き芋でどうやって判断するの??」

 

「ちゃんと買う前に判断する方法があるんです。」

 

買う前にどうやってホクホクなのか、ねっとりなのか見分ける方法と、家でさつまいも買って驚く程激うま焼き芋を作る方法を今回は書いていきます。

焼き芋判断方法

屋台やスーパーで、焼き芋を選ぶ際注意して見てもらいたいのが、焼き芋の太さです。
野球ボールのように丸々としたものではなく

 

「お腹だけがデブった焼き芋」

を選ぶと同じ焼き芋の機械で焼き、同じ焼き芋の品種でも甘みが違いますので、今度選ぶ際に注視してみてくださいね。

焼き芋好きはホクホクか、ねっとりかも知りたいところですが、ここは、店員さんに聞くしか方法は残念ながらないです。

 

聞くポイントは、この焼き芋はなんの品種ですか?

これを聞くことによって、ホクホクなのかねっとりなのか判断することが可能です。

「品種がたくさんあってわからないんですが」

 

では、品種の説明をしていきます。

べにあずま

1985年に品種登録された、現在日本で一番作られているさつまいも。収穫時期は9月から11月というイメージ通りの秋!ですが、採れたてだと、ホクホク系の焼き芋になりますが、冬を越したあたりまで、熟成させると甘味も増して、食感も、しっとり系、ねっとり系と変わっていくのがべにあずまです。

基本的に、ホクホクです。値段も手頃で、スーパーで税抜き228円とかついていて、べにあずまだった場合ぼったくりですね(^^;

高系14号(べにあずま)

関東ではべにあずまが主流ですが、関西ではこちら。

高系14号は戦後間もなくに誕生しています。
ここで紹介している品種の中でもぶっちぎりの古豪です。
その後各地で高系14号を元とした品種改良や突然変異種が生まれています。

 

歴史はありますが、ホクホク系の関西のべにあずまと思って頂いて間違いないです。

べにまさり

2001年に品種登録された「焼き芋専門品種」とも呼ばれるさつまいもです。

ねっとり系、ベニアズマよりも甘いとも言われます。
非常に大きくなりやすく中身は黄色くてとてもあま~くて食べ応えのある焼き芋になります。

こちらは、ネットリ系でべにあずまより甘いとイメージしてもらえると味のイメージがつきやすいです。

パープルスイートロード

ちょっと変わり種ですが、焼き芋専門店などにいくとおいてあります。
パープルスイートロードの特徴はその名の通り、紫色です。
皮も中身もまぁ見事な紫色をしています。

 

なぜ紫色なのか?
それは、アントシアニンを多く含んでいるからです。
アントシアニンとは、ポリフェノールの一種で強い抗酸化作用を持つ成分です。

 

アントシアニンの多い紫芋は他にもありますが、一般的にあまり甘くなく、焼き芋には適していないと言われていますが、パープルスイートロードは紫芋界の救世主!!

食感はホクホク系で、アントシアニンは加熱にも非常に強い成分だとされていますので、焼き芋にしてもたっぷり摂取出来ます。

紅はるか

2010年に品種登録された新しい品種ですが、最近のスーパーさんでは、べにあずまから紅はるかに乗り換える店が出てきています。
それは、なんと言ってもその甘さが値段の割に抜群なんです。

名前の由来も、他のさつまいもよりも「はるか」に甘いさつまいもという理由から名づけられたという生まれもっての才能をこいつはもっています。

 

また産地によって「紅はるか」から更に品種改良され、「紅天使」や「甘太くん」等の各地のブランド名で販売されているようです。

 

もちろん蜜たっぷりのねっとり系です。

安納芋

全国的に有名!?甘くて美味しい焼き芋の代名詞が安納芋です。
種子島の特産として有名なさつまいもの品種です。

 

ふつうのサツマイモの3倍と呼ばれる甘さと、ねっとり感が特長です。
安納ゴールド、安納芋、安納紫という各品種をまとめて安納いもと呼んでいます。

じっくり時間をかけて焼くと、糖度が40度にもなる事から、甘い焼き芋が好物な人から絶大な人気を誇る品種です。

最後は、焼き芋のチャンピオン安納芋を紹介しましたが、これに勝てる品種は今のところ出てきませんね。
ねっとり系で、焼き芋じゃないようなケーキのような甘さです。

「屋台やスーパーで買うと高いんだけど」

「もっとたくさんたべたいんですけど」

焼き芋好きだといますねそんなあなたのために次は、お家で簡単に作れる焼き芋の作り方を紹介します。

まずは、サツマイモの選び方

焼き芋の選び方でも書いてありますが、基本的にお腹おデブが美味しいです!!

 

野球ボールのような丸々おデブではなく、ラグビーボールのような形のサツマイモがオススメです。

また、美味しいさつま芋は同じくらいの大きさであれば、手に持った時にずっしりと重みを感じる方を選んでみてください。

蜜が見えたら即買い?!

もし、皮に蜜がにじみ出ているさつま芋を見つけたら、確実に蜜たっぷりで甘くてオススメです!

でも、スーパーではそんな素敵サツマイモにはなかなか出会えないと思います。

皮や表面の凸凹。

皮の色が均一で、そしてツヤの有るさつま芋がオススメです。
また、サツマイモの表面に凹んでいる部分がありますよね?
よく見ると、ひげの根がはえてたりするかと思います。

 

その凹みが深いという事はひげが堅いという事になります。

ひげが堅かったり、表面に黒い斑点があるものは繊維質が多めでねっとりとした食感が半減している可能性が高いです。

 

その為、ひげの根が浅く、できるだけ表面の凹凸が少ないツルッとしているさつま芋を選ぶと良いかと思います。(焼き芋以外の使い道であればボコボコして繊維質なさつま芋の方が良い事も有ります。)

次にオススメ調理方法

二つだけ用意してください。

・お好みの焼き芋

・オーブントースター

 

これだけです。

後は、調味料・余計な手間暇(アルミホイルまくとか)を一切加えずに、

ただ「軽く洗った後にオーブントースターで30分焼くだけ」

 

というわけで、焼き芋焼くなら「何も手を加えずにオーブンで焼くだけ」、という一番シンプルな方法が最高に美味しいですのでオススメです。

まとめ

寒い時期にあったかい焼き芋を食べる。
食べ物は、いつもしあわせな気分にしてくれますね。

 

ホクホク派、ネットリ派とわかれる焼き芋ですが、スーパや屋台で買うより家でたまに焼いてみるのもサツマイモも選べて楽しいですよ。
屋台、スーパー、家でサツマイモの種類はと、選択の幅はたくさんあると思いますが、焼き芋の基本は

 

「ラグビーボールのようなおデブを選ぶ」

これに尽きますので、参考にして頂けたら幸いです。

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