8/5日午後2時半ごろ、神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜海岸でクジラの死骸が打ち上げられているのが発見されました。
調査団が調べたところ、シロガナスクジラのオスの赤ちゃんと判明し
打ち上げられたのは【国内初】なんだそうです!
にしても10mを超える巨体で『赤ちゃん』だなんて、さすが地球上で最大の哺乳類なだけありますね(^-^;
ちなみに、私の住んでいる地域でも10年程前にクジラの死骸が漂着したことがありましたが
その時、私が初めて聞いた豆知識があります。
それは
『クジラの死骸は爆発する事がある』
という事です。。。
便利な事に今はyoutubeというものがあるので、動画で見ることが出来るので調べてみました!
打ち上げられたクジラの死骸に絶対に近付いてはいけない理由とは!?
こちらは分かりやすく誰でも見れるようにまとめられたものですが、下の動画は実際に【クジラが爆発】する瞬間をまとめられた動画です。。。
はっきり言ってグロい映像ですので、見る場合は勇気を持って見て下さいm(__)m
紹介しておいてアレなんですが、
興味のある方だけ閲覧する事をおススメします(^-^;
百聞は一見にしかず、ですが画像で見るとこういう事のようです(^-^;
ちなみに、動画を見たくないけど内容を知りたい方は文章にしましたのでこちらをどうぞm(__)m
鯨の爆発(くじらのばくはつ)とは、座礁鯨などの死体が、腐敗により死体内部にメタンガスなどが蓄積、膨張し爆発する現象。
自然爆発するものや、クジラの腐敗死体を廃棄処分するための解体作業中に、刃物で切り付けた部分から皮が弾け、爆発する場合がある。
鯨の爆発(wikipedia)より引用
また、有名なクジラの爆発事故といえば2004年に台湾の市街地で起きた事故があります。
台湾の市街地での爆発事故

この事故では、体長17メートル、体重50トンの腐敗したマッコウクジラの内部に蓄積したガスが破裂したものである。
1月24日台湾の南西部・雲林県の海岸にオスのクジラが着岸して死んだ。このマッコウクジラをトラックに積むために、3基の大型クレーン、50人の作業員を動員し、13時間以上かかった。
このクジラが移送される途中、台湾新聞のウェブサイトeTaiwanNews.comは「雲林の住民と好奇心が強い見物人600人以上の群集、軽食屋や飲み物売りが寒さや冷たい風を冒して、巨大な海の怪物が引き上げられるのを眺めている」と報じている。
王建平教授は、自らが勤める国立成功大学(台南市)で死後解剖する許可が拒否されたのち、そのクジラを四草野生動物保護区(台南市)に運ぶように命じた。
そのクジラは大学の研究室から保護区までトラックに乗せられて台南市の中心街を通っているときに爆発した。
爆発は壮観であったが、それでも研究者はその動物の死後解剖を諦めなかった。
この爆発は血とクジラの内臓を周囲の店先、見物人や自動車に撒き散らしたと伝えられている。
BBCニュース・オンラインは、匿名の現地人をインタビューし、「臭くてめちゃくちゃだ。道路に飛び散った血やその他のものは、吐き気を催させる。それに臭いがひどい」というコメントを取っている。
爆発の後、台北タイムスは多くの男性がクジラのペニスの大きさ(1.6メートルあったと記録されている)に興味を持ったと記している。
100人以上の地元の住民(大部分は男性)がペニスの大きさを見分しに死体を観に行ったそうである。
約1年以上の後、王教授はこのクジラの腐った遺体から骨格標本を作り上げた。組み立てられた標本といくつかの保存された内臓と臓器は2005年4月8日から同市安南区、台江鯨豚館で展示されている。
鯨の爆発(wikipedia)より引用
由比ガ浜海岸に打ち上げられたシロナガスクジラの赤ちゃんもこうなる可能性はありますよね。。。
この時は時期は冬だったので、腐敗スピードは遅かったでしょうが今回は日本のこの歴史的猛暑です。
近くだったとしても、絶対に見に行かないようにしましょう。。。
処理されるまではこのような爆発の危険性があります!
クジラとイルカは実はおなじ!?

『4m以上はクジラって言うんだって』
コレ、実は数年前に学校から帰ってきた私の娘から聞いた話なので
調べないまま『へ~』なんて言ってましたが
調べたところ、実に曖昧でした(笑)
クジラとイルカの違いは大きさで呼び分ける?
一番有力な情報。
4m以上はクジラ、それ以下はイルカ、とされているようですが
調べる文献によってはこの数字が5mだったりもします。
ちなみにクジラは大きく分けて2種類になり
ヒゲクジラ(その名の通りヒゲがあるクジラ)とハクジラ(こちらもそのまんまですが歯があるクジラ)に分類され
ハクジラの方に『イルカ』が分類されています。

(画像:イルカとクジラとシャチの違いに迫る、行列のできる情報館様より)
なので、結論はこうです。
・イルカとクジラは同じなのではなく、イルカはクジラの一種である。
・大きさで呼び分けているというよりは、小型のクジラの一種を『イルカ』と呼ぶ、が正しいのかと私は思いました。
ちなみにここから話は少し脱線。
あなたは『沼』『池』『湖』の違いは分かりますか?
こちらもイルカみたいに大きさで呼び方が違うような気がしませんか?
こちらは調べたところこう分類されているようです。
池の場合
池は地面がくぼんだところに水がたまったところである。
同様のものを沼(ぬま)と言うこともあるが、何らかの基準で区別している場合もあるものの、必ずしも明確な区別がある場合ばかりではないので、両者をまとめて「池沼(ちしょう)」と言うこともある。
(生物学などでは)慣例的には水深が浅いもの(おおむね5m未満)を「池」、それ以上のものを「湖」とすることが多い。
ただし、最深部まで植物が繁茂するものになると「沼」扱いされる。また、池は小さいだけに水生植物が占める割合が大きく、小動物や水生昆虫が豊富な一方で、大型魚類はあまり生息しない傾向がある。
wikipedia『池』より引用
何だか曖昧な感じですが、池と沼は【植物が繁茂しているか居ないか】が判断基準のようです。
湖との違いは水深みたいですね!
沼の場合
沼(ぬま、英語:marsh)とは湿地の一種。
池や湖との区別は明確ではないが、一般に水深 5 m 以内の水域であり、イネ科やシダ、ヨシ、ガマ、スゲなどの草に占められ、透明度が低く、規模があまり大きくないものを指す。
湖沼学上では、水深が浅く水底中央部にも沈水植物(水草)の生育する水域と定義される。池とあわせて池沼(ちしょう)、湖とあわせて湖沼(こしょう)と呼ぶことがある。
wikipedia『沼』より引用
池と沼の違いは大体読めましたが、調べてみると更にやっかいな『湖』が(笑)
湖の場合
中国において「湖」とは陸地を広く覆う水域を表す言葉であり、特に中国最大の湖であった洞庭湖のことを指して用いられることもある。
例えば洞庭湖の南北に位置する地域は湖南省あるいは湖北省と呼ばれている。
日本において古くは「水海」(みずうみ)あるいは「淡海」(あわうみ)と呼ばれており、淡水からなる水域を表していた。
例えば神西湖の古名は「神門水海」(かんどのみずうみ)、浜名湖(古くは淡水湖であった)の古名は「遠つ淡海」(とおつあわうみ)である。
ただ、淡水と海水が混じっている汽水湖があることや、十分に大きな湖だと海のように見えることもあり、湖と海の概念の区分は必ずしも明確ではない。
ドイツ語 See には「湖」「海」の両方の意味があり、仏 mer・西 mar・伊 mare・独 Meer は「海」を意味するのに、同語源の蘭 meer が「湖」の意味でもある。
また、カスピ海・アラル海のように、明らかに湖であるにもかかわらず「海」の呼称が付いている例もある。
wikipedia『湖』より引用
ムム、海が出てきやがった(汗)
池、沼、湖の違いをまとめると
まず水深の深さで池、沼と湖を区別し
その次は植物が繁茂しているかで池と沼を区別するのが、一番多くの人を納得させれると思います(笑)
あとがき
今回調べてみて、色々な事実が判明しましたが意外にも判別が曖昧だという事が一番の驚愕の事実でした。
判別が曖昧だけど、大まかには『コレ』という感じで豆知識として使って頂ければ幸いですm(__)m
また、万が一クジラがあなたの町の海岸に漂着したら…
必ず役所などに通報しましょう!
万が一生きて漂着している場合は、とても貴重な研究材料になるそうです!
最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m
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