この時期になると楽しみなのが、サンマ(秋刀魚)です!
何を隠そう、秋になるとスーパーで見かけるたびにサンマを購入してはニヤニヤしながらビールと一緒に…(笑)
我が家の秋の楽しみのひとつとなっております。
そんな我が家ですが、嬉しいニュースを見かけました!
サンマがスーパーの“特売価格”まで値下がりしている。
北海道の大型棒受網漁船(100トン以上)によるサンマ漁解禁に伴い、東京・築地市場へ生鮮サンマが潤沢に入荷。
24、25日に全国で約1400トンの水揚げがあり、同市場の上場数量は25日が74トン、27日が84トンと解禁前の期間に比べ2~3倍に増加した。
サイズは1尾130~150グラムが中心。昨年よりも脂のりが良いものが多い。
漁業情報サービスセンターは「今年はサンマの餌が公海域に多く、ずんぐりと丸い魚体が多い」と説明する。
今後について卸売業者は「29日に大船渡からの入荷が本格的に始まる。サンマシーズンの突入に伴い、9月から量販店の秋商戦に合わせて取引は活発になる」と期待を寄せる。
Yahoo!ニュース サンマ1尾100円水準まで値下がり 漁本格化で築地に入荷増 より引用
ここ3年ほど不漁に悩まされていたサンマ漁でしたが、今年は
『安くて美味しいサンマ』が食べられそうで今から楽しみです!
今回はサンマ大好き人間の私が
ここ数年なぜ不漁なのかをお伝えしながら最高の選び方、美味しく食べれる厳選レシピをお伝えします!
美味しいサンマはほぼ見た目で判別できる!?

実はサンマの目利きはとても簡単です。
それ故にスーパーでは早々に目利きの達人達による
通称『サンマテロ』(目利きができる主婦達に美味しいサンマ達だけ先に買われる事w)が起きているのがこの時期の風物詩でもありますw
夕方にしか買いに行けない働き人達には全く優しくないですが、
今年のように豊漁ならひどいものを買わない限りは美味しいものはゲットできます!
逆転の発想をすると、次に挙げるルールに乗っ取って選べば良いサンマを購入できると言うことになりますね!
まずは目を見ましょう。
黒目が濁っていないサンマは新鮮である証拠です。
その中から次にすることはサンマを選定する際に尻尾から持ってみて頭を上にすることです。
新鮮なサンマはふにゃふにゃしておらず、硬いのでピンと立ちます。
その次は脂が乗っているかどうかを選定します。
脂が乗っているサンマは厚みがあります。
脂が乗っているサンマは頭部分が胴体部分と比べて相対的に頭部分が小さく見えるので分かりやすいと思います。
2、3匹並べてみて厚みがあるものを選べば間違いないです!
これが美味しいサンマを選ぶ際の手順ですが、あまり長時間やっていると人の目もありますので手短に済ませましょう(笑)
ちなみに良くある『口の部分が黄色いサンマは脂が乗っている』という話ですが、そんなに重要視しなくても大丈夫です。
経験上の話ですが、鮮度が高いサンマの方が美味しいのでそれもあればなお良い、といった捉え方で大丈夫です。
近年のサンマが不漁の原因
サンマは12~15度の海を探して回遊しており、ここ近年の調査によると回遊場所が以前の漁場より遠くなってしまったということです。
日本のサンマ漁船は沿岸漁業向けの小型船舶なので、サンマを追いかけてあまり遠くの沖へ出ることができません。
その結果、不漁になってしまいますがサンマが減ったわけではないんですね。
水産庁は7月31日、北海道の道東から常磐にかけての8~12月のサンマ長期漁海況予報を発表した。
それによると、漁期全体の来遊量は前年を上回る見通し。9月中旬以降に来遊量が増え、漁期終盤まで昨年を上回り、漁期トータルでも前年を超える見込みだ。
同庁は日本沿岸や公海で6~7月に調査を実施した。
日本近海から東経155度までの分布量は少ないが、東経155度より沖合に昨年を上回る魚群がいた。魚体は1歳魚(おおむね29センチ以上)の割合が前年に比べて高く、平均体重も大きいとの予測だ。
水産庁からの発表もされ、今年は久しぶりに美味しいサンマにありつけそうです!
秋刀魚の最も美味しい食べ方は炭火焼、異論は認め…たくない(笑)

やっぱり王道の食べ方と言えばコレでしょう!
大根おろしにゆずを添えて…(無ければレモンでも可)
すだちでも絞ろうものならもう最高です!
焼き方でおススメしたいのが、新鮮なものでしたら内臓(わた)は取り出さないで一緒に焼いた方が良いです。
新鮮なものは苦みもひどくなく、美味しく食べれます。
取り出さないで一緒に焼くことによって、内臓の脂肪が溶けて良い感じに身に染みてくれます!
注意!焼き方で気を付ける点とは?
焼く前にキッチンペーパー等できちんと水気を取る事。
調理30分前ぐらいには塩を振る事が最重要のポイントです。(まぶすというよりは塩もみするぐらいの勢いでかけましょう)
コンロで焼くにしろ七輪で焼くにしろ、網に油を塗っておきましょう。
やらないと皮がくっついてしまい、せっかくの手間が水の泡です(^-^;
皮はパリパリ、中はふっくらジューシーに焼くにはこの手間が不可欠です!

七輪やBBQコンロで焼くのが手間…というあなたには

こいつがすごく便利です。
我が家は夏はしょっちゅうバーベキューをするのですが、炭を起こすのが面倒なときはこれで済ませます。
炭火と違い、火加減も調整できますし
網焼きの最大の利点である、ある程度脂を落して丁度いい具合にしてくれます!
これのおかげで、ホットプレートやフライパンでお肉を焼くことはほぼ無くなりました(笑)
ホームセンターで5000円ぐらいで売っているので、おススメです!
オリーブオイルとコラボさせるオイル煮もおススメ

オリーブオイルと言えばもこみt…じゃなくて、オイル煮ですね。
缶詰も出てるぐらい定番の料理です。
お好みでガーリックなどを加えるとアヒージョ風にも出来たりと、おススメの食べ方です。
サンマは頭と尾を切り落とし、内臓も取り除き、丸のまま4㎝〜5㎝のぶつ切りにします。
サンマをバットに並べ塩を振って約15分置いておく。
下処理したサンマに白ワインとビネガーを注ぎ、途中で裏返して1時間ほど冷蔵庫に入れておきます。
分量はサンマ3尾に対して、白ワイン1/2カップ、ビネガー大さじ1が分量の目安になります。(男の料理なので大体それぐらいならOKです)
フライパンにオリーブオイルを敷き、サンマの水気を切って並べでかぶるくらいのオリーブオイルを注ぐ。
上にローリエ1枚(あればで大丈夫)と赤唐辛子1本を載せて弱火で20分程度オイル煮にします。
さんまに火が通ったら火を止め、冷めたら完成です!
そのまま食べたり、ほぐしてパスタに絡めて食べたりと、色々な使い方が出来ますし
保存もきくので、普通の焼きサンマに飽きた場合はお試し下さいm(__)m
良く冷えた白ワインとのマリアージュも中々です!

新鮮なサンマ限定!刺身こそが真の通の楽しみ方

冒頭に紹介した目利きの方法を使ってより新鮮なものをゲットしましょう。
優先順位はピンとしているか、目玉が濁っていないか、脂がのっているかの順番です。
サンマはウロコなどが無いので、さばくのも割と難易度は低めです。
(むしろ簡単と言っても良いと思います)
寄生虫のアニサキスにだけ気を付ければ大丈夫です。
内蔵に主に居るアニサキスですが、稀に身の方にも居やがるので自分でさばく際にはチェックが必要です(^-^;
手っ取り早いのはスーパーや鮮魚店でさばかれたものを購入するのがおススメで、安全に食べる事ができますよ!
最終的に至高の食べ方はどれなのかと言われると
やはり最もメジャーな『焼き』だと思います。
炭で焼けば美味さも倍増です!
今年は3年振りにサンマが豊漁との予報ですので、脂ののったサンマを安く美味しく食べて秋を楽しみましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
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