メッシのアルゼンチン代表引退は才能ある後継者のためだった!?




2018年ロシアW杯が最後のW杯になるとメッシ本人もそう告げて挑んだ今大会ではあったが、メッシ依存し過ぎではないか?というアルゼンチン代表メンバーは苦戦しながらもグループリーグを突破!
しかし、今大会優勝国となったフランスにベスト16で敗れてしまった。

またしても、メッシのW杯優勝を私達は見る事が叶わなかった。

 

ロシアW杯、ブラジルW杯、南アフリカW杯、ドイツW杯と四大会連続に出場を果たしたメッシ。

 

四大会連続でW杯に出場する事自体が凄い功績ではあるのだが、メッシに対しては周りのファンの期待も大きいのだろう。

やはりメッシが唯一獲得していないタイトルW杯優勝を世界中のサッカーファンは期待せざる終えない現実はある。

四年後のカタールW杯にもしアルゼンチン代表としてまた出場するとしたら五大会連続となる。

 

過去W杯五大会連続で出場したサッカー選手

 

①アントニオ・カルバハル(メキシコ)

1950年~1966年

ワールドカップでは通算11試合に出場。

勝利したのは1962年チリ大会のチェコスロバキア戦だけだった。(この試合はチェコスロバキアのバクラフ・マシェクに当時ワールドカップ最短時間ゴール記録となる開始15秒で先制を許したが、その後逆転。メキシコの記念すべきワールドカップ初勝利試合となった。

ワールドカップ通算25失点は歴代最多タイ記録である(2002年にサウジアラビアのモハメド・アル=デアイエがタイ記録を達成)。

 

②ローター・マテウス(ドイツ)

1982年~1998年

ドイツ代表として歴代最多の150試合出場、5度のワールドカップ出場、ワールドカップ最多出場記録(25試合)を達成する等、20年間に渡り第一線で現役を続けた。

1980年代から1990年代のドイツを代表する選手である。

1990年の1990 FIFAワールドカップにおいて主将としてドイツを3度目の優勝に導き、同年に欧州年間最優秀選手、1991年にはFIFA最優秀選手賞を受賞するなどの評価を得た。

また引退後の2004年にはペレが選ぶ『偉大なサッカー選手100人』(FIFA100)にも選ばれている。

若い頃はその強靭な肉体と豊富な運動量を生かした守備的MFであったが、20代中盤頃からは、守備能力だけでなくミドルレンジからの強烈なシュートやパスセンスを武器に攻撃的MFを担当。選手キャリアの後半にはリベロとしてプレーし、最後尾からチームを統率した。

 

③ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア)

1998年~2014年

2006 FIFAワールドカップでは、自身のサッカー賭博疑惑による試合への影響が心配されたが、大会7試合を通じて2点しかゴールを許さず(1点はクリスティアン・ザッカルドのオウンゴール、1点はジネディーヌ・ジダンのPKからの失点であり、試合の流れの中でゴールを割られることはなかった。また、ファビオ・カンナバーロも活躍し、後にバロンドールを二人で争うこととなる)、さらに、W杯史上4番目の長さとなる460分連続無失点という記録を達成し、イタリアを優勝に導き、最優秀ゴールキーパーとしてレフ・ヤシン賞を受賞した。

2018年ロシアW杯にイタリアは出場を逃したため、2017年11月13日に代表引退を表明した。

 

④ラファエル・マルケス(メキシコ)

2002年~2018年

自身五回目の2018 FIFAワールドカップのメンバーにも選ばれた。グループリーグ初戦のドイツ戦に途中出場し、ワールドカップ5大会連続出場を記録した。

 

日本代表での過去最多W杯連続出場記録は四大会連続で、川口能活、楢崎正剛、小野伸二の3名である。

 

全体的にやはりゴールキーパーが長く代表として活躍しやさいポディションではある。

 

メッシがアルゼンチン代表引退をしようと思う本当の理由

 

サッカーというのはポディションがある。

11名にそれぞれ役割があり、同じポディションを数名で争って勝ち取るのがスターティングメンバーというやつだ。

世界最高選手と言われているメッシを使わない監督はいないだろう。

監督が交代しても引き続き必要とされると思うが、それがメッシの後継者といわれている若い世代の選手にチャンスが無くなってしまっている。

 

メッシ自身もその事を大きく気にしているんではないだろうか…

 

 

ドイツ代表正ゴールキーパー争い

 

ドイツ代表のゴールキーパー争いも同じように若手の才能が溢れている。

 

現在において世界最高のゴールキーパーとは?

2014年度のFIFAバロンドール最終候補にも名を連ねた29歳のノイアーは、世界的に見ても頭ひとつ抜きん出た存在となっている。

もっとも、そのノイアーですら、いつまでもドイツ代表の「背番号1」が安泰なわけではない。

U-21欧州選手権(チェコ)で、ドイツU-21代表の守護神の座を争っている2人の名前を見てほしい。

マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)と、ベルント・レノ(レヴァークーゼン)。

他の国であればA代表の正GKを争えるだけの実力者が、U-21代表でしのぎを削っているのだ。

ゴールキーパーの宝庫ドイツ代表では控えのゴールキーパーも世界最高レベルの人材が揃っている。

しかし、試合に出場できるのは1人だけなんだ。

 

アルゼンチン代表メッシのポディションにも優れた選手がいた

 

話を戻すが、メッシのポディション(トップ下)にアルゼンチン代表に素晴らしい選手がいる。

現在はイタリアユベントスのクラブチームでトップ下を任されているディバラという選手だ。

2017-18シーズン開幕前の2017年8月9日に、背番号を「10」番に変更することを発表。

アレッサンドロ・デル・ピエロやミシェル・プラティニ、ロベルト・バッジョ、同胞のカルロス・テベスら名手が着用した番号である。

8月26日対ジェノア戦でハットトリックを決め、9月17日のサッスーノ戦でも2度目のハットトリックを達成している。

そして、あのバッジョも凄まじい才能の持ち主だと大絶賛している。

 

ディバラはメッシと同じトップ下であり、同じ左利きの選手である。

プレイスタイルが被ってしまうので、アルゼンチン代表でメッシと共存する事が難しいとされているようだ。

ディバラ自身も代表でメッシとの共存は難しい部分を感じているらしい。

ものすごい才能を持った選手が同じポディションで被ってしまい、代表の試合では出場できないという事は強豪国では良くある事なのかもしれない。

しかし、メッシもこういう素晴らしい選手が後継者にいるのであれば代表の身を引くという決断も必要な事だと感じているのだろう。

 

今後のアルゼンチン代表のために…

サッカー選手の四年後は本当にどうなっているのかわからない、メッシでさえいつかは衰えて全盛期のパフォーマンスをできなくなる時は来る。

四年後のカタールW杯には個人的にはまだアルゼンチン代表にいてもらいたい、すごく贅沢な話になってしまうがスタメンではなく超スーパーサブ的な位置でも良いのかもしれない。

 

今後のアルゼンチン代表の素晴らしい世代交代に注目だ。

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