エアーバンドという今までの常識を覆した『ゴールデンボンバー』がなんとも面白いパフォーマンスをするとの発表がありました!
テレビ朝日系「ミュージックステーション スーパーライブ2017」
2017年12月22日(金)19:00~23:10でパフォーマンスが披露される予定との事ですが
なんと生放送で生演奏をする、というアーティストにとっては当たり前のような事ですが
あのゴールデンボンバーが!?しかもミュージックステーションで!?
と状況を考えると放送事故の予感しかしません!(笑)
何故放送事故の予感がするのか!?
彼らのパフォーマンスや番組の仕組み等を説明していますので、最後まで是非読んでみて下さいm(__)m
ミュージックステーションで『アテフリ』が多い理由

数々のアーティストが今まで発言をしているように、あの番組はほとんどのアーティストがいわゆる『アテフリ』をしていると言われています。
私自身がバンドをやっている事もあって、そうなっている事情は大体予想が付きます。
いくら綿密にリハをしようと『本来』のセッティングは短いスタンバイ時間では限りなく難しいですし、アーティスト達の使用楽器のスポンサーの兼ね合いもあり、本人達が登場する、というだけの音楽番組です。
『本来のセッティング』に関して少しだけ説明致します。
レコーディングの際に使用されている楽器は楽曲によって異なり、CDと同じクオリティの音源をテレビで再現するにはかなり手間が掛かります。
スポンサーから楽器の提供(エンドース契約)を受けているアーティストはメディアに露出する際に〇割は使用しないといけないという契約のもとに楽器の提供を受けています。
それは本人使用モデル、とかを買ってもらう為にやっている訳なんですが
レコーディングには提供されている本人モデルより、楽曲のイメージに合わせる為の他の楽器が使用される事が多々です。
要はテレビで放送されているのはCDを買ってもらう為の『宣伝』なので、ほとんどCDの音源が流されている、という事です。
『生』にこだわっているバンドが音楽番組に出ないのもそこに理由があったりします。
それ以外にも生演奏でない理由は色々ありますが、単純に生で演奏するには演奏者達の技術が追いついていないとか、そもそもCD音源はスタジオミュージシャンが録音したもの(これはよく聞く話ですね)だとかそういう事情もあるそうです。
ゴールデンボンバーは『エアーバンド』

ゴールデンボンバーの場合、アーティストの常識の掟破りと言っても良いでしょう。
自ら『エアー』であると公言し、歌以外は全て音源(しかもipod)で流しているというコンセプトで活動をしています。
楽曲制作はボーカルである鬼龍院翔さんが行い、各パート(ボーカル以外)のレコーディングはスタジオミュージシャン達によって行われています。
本人達曰く、演奏ができないのではなく腕前が壊滅的で演奏学園祭レベル以下と度々語られています。
結成当初は楽器を演奏していましたが、喜矢武豊さん(ギター)の演奏があまりに下手だったという事と、耳だけでなく「目」でも楽しめる音楽を追求した結果、
パフォーマンスを取り入れた現在のエアーバンドという形となったそうです。
エアーバンドの為、基本的にボーカル以外のメンバーは、楽曲に合わせ楽器を演奏する「フリ」をしている。
その代わりにライブではメンバーによる様々なパフォーマンス(ダンス等も含む)を行っており、そのパフォーマンスが魅力の一つでもあります。
今回行われるパフォーマンスは
・ほとんどアテフリで行われているミュージックステーションで敢えて生演奏
(生演奏しているバンドもたまに居ますよ)
・生演奏をしない(出来ない)ゴールデンボンバーが、パフォーマンスとして生演奏をする
という何とも不思議な事態となっています!
本人達からのコメント
番組HPから抜粋してきました!
鬼龍院翔 コメント

Mステさんはとても心が広いと思いました。僕らはエアーバンドとして活動していまして、一度も「弾ける」と言ったことはないんです。長く続けていると、なぜか「本当は弾けるんじゃないの?」と思ってしまう方がいるんですよね。Mステさんも若干、勘違いしてしまったのか…? いや、やはり心が広いということだと思います。僕らの演奏は決してうまくありません。放送を決断してくれたMステさんには感謝しながら、当日演奏したいと思います。
今回のスーパーライブのみどころは…X JAPANさんのステージです。これは是非見ていただきたい! ゴールデンボンバーさんのみどころも実はあるんです(笑)。今回の企画はふざけているようでいて、なかなかの大勢の方が動いてくださっています。生演奏を歌番組で流すことは、それだけ大変なことなんですね。テレビ的に二度と見れない、二度と聴けない、二度とこんな番組はない!ということになることは確かなので、ぜひ目撃していただきたいと思います。
尊敬するヴォーカリストはエアロスミスのスティーブン・タイラー。ロックの魂とシャウトに憧れますね。
喜矢武豊 コメント

僕ら演奏に関してはど素人の集まり。何かしらの事故が起こると思っています。もともとうまいと言っているわけではないので僕ら的にはいいんですけど、Mステさんやテレビ朝日さん的には、大丈夫なのか、そこが不安です。放送事故が起きるのではないか、ただただ不安です。
ゴールデンボンバーというと、派手なパフォーマンスとか元気に動き回っているイメージがあると思うんですが、今回は不慣れな生演奏に集中しなければなりません。いつもと違ってまったく動かない、余裕のない様をご覧いただければと思います。
尊敬するギタリストは、B’zの松本孝弘さん。きっとこのスーパーライブを見てくれると思うので、バチっと決めて松本さんに認めていただいた上で、Mステのオープニングテーマ演奏の座を奪い取ろうと思います。来年のオープニングはさっそく「喜矢武豊ソロ」クレジットになるかも。楽しみにしていてください。
歌広場淳 コメント

僕らは結成から10年以上になりますが、これまで「どんなことでもやります!」という気持ちだけで戦ってきました。でも、生演奏での出演オファーを頂いた時は「あっ、それは考えていなかった!」という盲点を突かれた気持ちです。生演奏は素直に嫌ですが、今回、僕たちは演奏者としてステージ上で初めて会うことになるわけです。今までずっと一緒にいたけれど、ついにスーパーライブのステージで出会います!!
ずっと変化球で戦ってきた僕らにとって、今回は直球で勝負してみようという企画。僕らがストレートを投げる姿はもう見られないかもしれないので、その姿を目と耳に焼き付けてもらえたらと思います。それでどちらを好きになるかはお任せしますが、いつもと違う姿をお見せできることは間違いないので、ぜひお見逃しなく!
尊敬するベーシストはシド・ヴィシャスさんです。彼はベースが弾けなかったのに、そのポジションに堂々といらっしゃったわけで、僕は今回、ベースを弾くことによってシドを超えようと思います!
樽美酒研二 コメント

僕の住んでいる家にはなぜか防音室がついていて、今はスネアドラムを一個持ち帰って、ひたすら練習しています。メトロノームに合わせて「タカタカタカタカ」って基礎練中(笑)。一応、エアーでもちゃんとリズムに合わせてやっているし、意外と感覚は研ぎ澄まされているんじゃないかと思うんですよね。
当日は、見ている人たちに我々の音楽を通して勇気を伝えたい。みなさんにとって明日からの生きる活力になれることを信じて戦います!
尊敬するドラマーはX JAPANのYOSHIKIさんです。ここ1週間くらいの練習で結構、近づいてきたと思っているんです。スネアを叩いていて、たまに「うぉ!」って思うくらい、いい音が出るんだよねぇ。もう少し頑張ったらYOSHIKIさんとセッションできるんじゃないかと。そこまでレベルを上げていきます!
コメントから分かる通り本人達も練習している、との事ですが
本人達の『壮大な前フリ』とも考えられますね!(笑)
予想されるパフォーマンスは?
彼らがただ単に演奏して終わるとは思えません!
人を楽しませる為に命をかけているので、必ず何かしら仕掛けてくると思います(笑)
そっくりさんを起用
以前、紅白で樽美酒研二さんが大車輪を披露するというパフォーマンスをしましたが
そっくりさんを使っていました。(白塗りだからあのメイクしてて体格似てればそりゃそっくりになりますよね)
今回はメンバー全員そっくりさんを探してきてという事も考えられます。
後ろで実は違うバンドが…
これは以前やったネタなのでもうやらない可能性が高いですが、今回はXJAPANも出演されるので、コメントで振っているところから『あり得る』かもしれません。
彼らの交友はかなり広いので、もしかしたらコラボとかもあるかもしれませんね。
あえて、普通にやる
かなりの事故が起きそうですが、あえて普通にやる場合もありそうです(笑)
ただ、それだと誰の欲求も満たしていないので無いでしょうね(^-^;
『女々しくて』を披露予定
この楽曲、バンドをやっている私が見た難易度としては、実はベース以外は結構簡単です(笑)
ドラムは初心者でもイケるレベル、ギターは多少弾ける人なら練習すれば問題ないレベルです。
ですが、ベースはちょっと初心者には厳しいレベルかな…と個人的には思います。
メンバーの中で一番楽器が出来ない歌広場さんがどう対処してくるのかバンドマンとしては気になる所です(笑)
もう一度放送日時を書きますが
テレビ朝日系「ミュージックステーション スーパーライブ2017」
2017年12月22日(金)19:00~23:10
からです!
豪華アーティストも含め、ファンの方もファンでない方も是非楽しんで、見てみて下さい!
想像しただけで面白い事間違いなしなので、是非録画の準備を!!
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