ふるさと納税初めての方必見!仕組ややり方、おすすめ商品紹介します!




ここ近年、テレビや雑誌などで『ふるさと納税』が異様に注目されていますね!

各地方自治体に寄付をすることで、実質2,000円で特産品をもらえるということで話題に取り上げられており

『お得なんじゃないか?やってみようかな?』と思っている方もたくさん居られると思います。

 

ですが紹介されているのはメリットばかりで、注意点についてはほとんど紹介されていません。

今回はふるさと納税の仕組みをかんたんに説明しながら、あまり触れられていない注意点を知ってもらいたいと思います。

 

また、定番のランキングなどは調べればどこでも出てきますので

私の個人的に頼んだもので良かった返礼品や変わり種の返礼品などをご紹介致しますので、こんなものもあるんだ!と感じながら最後まで読んでいただければ幸いです。

ふるさと納税は納税のイメージアップの為の税制?

日本国民には、納税の義務があります。

この国で生活するには所得税、消費税、市民税に県民税といった様々な種類の税金を納める必要があり、それらの税金は国や地方自治体によって集められ公的事業の財源として使われています。

 

公的事業というとあまり良くないイメージがありますが、その負担を公平に分配する税というシステムには優れた面がある一方で、私たち国民にとっての不満の対象でもあります。

 

 

所得税のお話をしますが

所得税は働いて稼いだお金、つまり所得に対して一定の税率がかかります。

日本では税率が所得に応じて変化する累進課税制度を採用しています。
簡単に言うと『働いてたくさんお金を稼げば、その分だけ税金も高くなる』という事です。

 

そのようなシステムでは、納税に対する意識が悪くはなっても好意的になる事はないですよね(^-^;

納税の制度は国家と社会を支える重要な基軸となっているものなのでこの制度がなくなるという事はありません。

 

ですが、私たちの生活においても税金によって運営されている機関はたくさんありますのでそれらが無くなる事を考えると税制は必要不可欠な制度といえます。

ふるさと納税は国と国民がwin-winの関係になれる!?

簡潔に言ってしまうと俗に言う『win-winの関係』という事になりますが

国民に気持ちよく納税をしてもらうために考え出された新しい制度が『ふるさと納税』という事になります。

 

この税制の導入の経緯は先ほど挙げたようなことでしたが、最も大きな要因としては地方と都市の税収格差が無視できなくなったことが挙げられます。

 

私自身は地方住みですが、生活や労働を求めて都市部に移住している方はたくさん居ます。

少し堅苦しい文章が続きましたので少しふざけてみましたが(スミマセン)

昔から『東京に行く』というのが一般的な風潮になっており

『仕事や良い暮らし』は都会に求める、つまり都会に移住する方はとても多いという事です。

そのため、地方には十分な行政コストが行き届かずほとんどを都市部に回収されてしまう仕組みが出来上がってしまいました。

 

それなのに都会に出て定年を迎えた後は老後の余生を生まれ故郷で過ごそうとする人が多いことから、地方には介護や福祉といった行政コストの負担が集中しています。

 

 

そこで、これまでとは逆に都市部から地方に税を還元できる仕組みとして実現したのが『ふるさと納税』です。

 

全国の自治体にふるさと納税という形で寄附をすることで、住民票のある地域に納める住民税と国に納める所得税の一部で控除を受けることができます。

 

考え方としては地方の自治体に住民税や所得税の一部を寄附し、地方と都会で税収の機会を分担しようとする試みです。

以上がふるさと納税の始まった経緯とかんたんな説明になりますm(__)m

ふるさと納税をしてお得になるには?

ふるさと納税は2,000円を超える部分については『上限金額』まで所得税・個人住民税から全額が控除されるという仕組みになっています

上限金額分は超えてしまうとその部分の税金は控除されないので、ただ地域の特産品を割高に買っているのと同じことになりますのでご注意下さい。

お得にふるさと納税を活用するには、自分自身の控除額の上限額を知った上でふるさと納税をする必要があります。

分かりやすい年間上限額の目安

総務省では、給与収入別でのふるさと納税で全額が控除される年間上限の目安となる一覧表を公表しています。

家族構成別に、独身or共働き・夫婦or共働き+子1人(高校生)・共働き+子1人(大学生)・夫婦+子1人(高校生)・共働き+子2人(大学生と高校生)・夫婦+子2人(大学生と高校生)と分けられているので、だいたいの目安がぱっと見て分かるようになっています。

こちらからどうぞ↓

リンク先は総務省のHPです。

さぁふるさと納税をしよう!と行動する前に

ここまで読んで頂いて重要な点は押さえてもらったと思いますが、まだまだ注意点はあります。

ふるさと納税はただ申込をして終わりというものではありません!

確定申告やワンストップ特例申請をする必要がある

ワンストップ特例申請とは27年度から導入された制度で、これまでのふるさと納税は確定申告をしないといけないものでしたが

『確定申告を行う必要がない方(サラリーマン等、会社が年末調整をしてくれている)』はこの制度を利用すればふるさと納税を手軽に利用できるようになりました!

(ふるさと納税が合計5自治体までは適用になります。あくまで『自治体』ですので件数ではありません。)

 

尚、この制度は以下に該当している方は適用にはなりません。

元々確定申告が必要な方

・給与が2,000万円を超える方

・2カ所以上の会社から一定額以上の給与がある方
(年末調整をされなかった給与の収入金額と、給与所得と退職所得を除く各種の所得金額との合計額が20万円を超える場合)

・給与は1カ所から受けていても給与以外に副収入があり、その所得だけで20万円を超える方

・個人事業主の方や、アパート経営等の不動産収入がある方、不動産やゴルフ会員権の売買等で所得が発生した方等

・公的年金に係る雑所得のみの方の年金収入が400万円超でその雑所得の金額から所得控除を差し引くと、残額がある方

元々住民税申告が必要な方(確定申告をしておらず、以下の条件に当てはまる方)

・所得が給与所得以外にある給与所得者
(給与所得者で給与所得以外に20万円以下の所得がある方は確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要ですのでお気をつけください)

・所得が公的年金等に係る所得以外にある公的年金受給者

上記に該当する方は残念ながら制度を利用する事ができません。

 

 

適用になる方への説明になりますが、ふるさと納税を申し込む際に自治体のページで『寄附金税額控除に係る申告特例申請書が必要』を選択すれば送付されてきます。

そちらに必要事項を記入してふるさと納税を行った自治体に送付すれば完了です。

 

 

確定申告をされる方は、『寄付金受領証明書』と併せて『個人番号確認の書類』と『本人確認の書類』の提示またはコピーを添付し税務署に提出するだけというものですので、ご自分で確定申告をされている方には何てことない作業だと思います。

また初歩的なミスですが、申し込んだ時期によっては確定申告まで時間が空く場合もありますので寄付金受領証明書の紛失にはご注意下さいm(__)m

申込のタイミングに注意!

ふるさと納税はどのタイミングで申し込みするのかという点においても注意が必要です。

ほとんどの方が商品目当てでふるさと納税をすると思いますが、人気商品の場合は受付開始後すぐに申し込みが殺到してすぐに在庫切れになってしまうケースがよくあります。(私も何度も体験しております泣)

 

 

年末に目当ての自治体に申し込もうとしたら、すでに受付が終了していたということはよく聞く話です。

また、自治体によっては振込用紙が自治体から送られてきて、金融機関に行って寄附をしないといけない自治体もあります。

年末ぎりぎりに申し込みをすると、タイミングによっては金融機関が年末年始の休暇に入ってしまい年内の寄附に間に合わないことになります。

計画をしっかりと立てて、なるべく時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

よくある間違い

忙しい旦那さんが専業主婦の奥さんに『これやっといてくれ』というのは良くある流れですが、その場合は奥さんに必ず伝えなければならない事があります。

 

それは『必ず旦那さんの名義』で申込をすることです!

間違えて専業主婦である奥さんの名義で申込をしてしまうと何も意味がありません(^-^;

ただ割高に地方の名産品を買う事になってしまいますのでご注意下さいね!

自治体によって年度の概念が違う可能性がある

ほとんどの方が返礼品目的でふるさと納税を行うので、返礼品を貰う上では非常に大事なことです。

この違いを間違ってしまうとせっかく寄附をしたのに何も貰えなくなります。
(税金の控除に関しては問題なくされますので、ご安心下さい。)

 

通常、返礼品は『1年に1回』しか貰えない自治体がほとんどです。

ふるさと納税をした初めの1回のみ返礼品が貰える、ということです。

 

 

この『1年』という期間は自治体によって、

①1月1日~12月31日(暦年)
②4月1日~3月31日(年度)

と、区切っている期間に違いがあります。

例を挙げますが、2017年6月にふるさと納税をしたとします。
そして翌年の2018年3月に同じ自治体に再度ふるさと納税をした場合は

①の暦年の場合は新しい年とカウントされ返礼品が貰えますが、②の年度の場合は同一年度とカウントされ返礼品は貰えない

という事になってしまいます。

 

現時点では年度で区切っている自治体が多いですが、レアケースもありますので同じ自治体にふるさと納税をする場合は確認を取れば間違いないと思います。

返礼品が送られてくる時期などは前もって目安を調べよう

ふるさと納税は通販とは違い、あくまで地方自治体に納税するというものです。そのお礼をして返礼品が届くものですので通常の買い物とは違います。

よってすぐには届きませんが、予想外に送られてくる返礼品もあります(^-^;

 

返礼品にもよりますが、旬なモノは発送時期が決まっています。

人気の返礼品も半年待ちだったり売れ切れたりとまちまちです。
しかも忘れたころに前触れもなくいきなり発送されてくるので、万が一長期旅行や出張に行っていると新鮮なものは大変なことになってしまう可能性もあります(^-^;
冷蔵庫や冷凍庫の空きがなくても大変なことになってしまいますね…

 

 

せっかくの特産品ですので、旬なタイミングで受け取りたいですよね!

そのような鮮度を要求するような返礼品を頼もうかな、と思った際には事前に自治体に発送前にメール連絡をもらうように調整してもらうなど申込時の備考欄に記載する等でこちらからもお願いをしてみましょう。

 

 

今の世の中はネットで検索すれば大抵の事は出てきます。

気になった返礼品の納期等は前もって調べた方が間違いないでしょう!

人気ランキングはどこでも検索できる

ふるさと納税の返礼品ランキングはぶっちゃけどこでも見れます。

正直なところ、返礼品の人気商品は『量』が多い返礼品、もしくは『高級な肉』が上位の傾向になります。

なので、ランキングを見ても『でしょうね!』って感じると思います。

 

ですがここは『あなたのお役に立ちたい、やーくだっつ』ですので、是非読んでいただいた方には『役に立った~!』と思って頂きたいと思っています!

 

これから紹介する商品は私が個人的に頼んで良かった返礼品、定番からは少し外れたものを何点かご紹介致しますm(__)m

佐藤畜産の極選豚 ロールステーキ2kgセット

寄付金額:1万円

佐藤畜産のロールステーキは1本当たり約500gでお届けいたします。半解凍の状態でお好みの厚さに切り分けて頂くと簡単に綺麗に切ることが出来ます。フライパンで焼く際は蓋をしてしっかり中まで火を通してお召し上がりください。ステーキソース&焼き方レシピ付。

 

こちらは2年連続で我が家はリピートしています!

ホットプレートで焼肉をするように焼いて食べても美味しいです!

私のお気に入りは両面をこんがりと焼いて塩コショウで上に白髪ねぎを乗せて付属のソースでいただく食べ方です。

お客さんに出すと豪華な食べ物だ!と喜んでもらえたりします(⌒∇⌒)

北海道「食の極み」大満喫セット

寄付金額2万円

■内容量
・いくら醤油漬200g
・たらこ350g
・毛ガニ500g
・ぼたん海老250g
・冷凍ほたて貝柱250g
・いかの一夜干し2枚
・いかそうめん100g

となっており、北海道に行ったら一度は食べたい!というものの詰め合わせセットです。少々値は張りますが、ダメな理由は値段以外全く見当たりません(^-^;

贅沢の極みってやつですね!

オオクワガタ

寄付金額:1万円

佐賀県太良町生まれのオオクワガタ。体長65ミリ以上を「タラクワ」と呼び、心をこめてブリードしています。

食材だけでなく、こんなものもあります(^-^;

ふるさと納税がいかに色んなニーズに応えようとしているかわかるような品ですね。

岩手県北上市 水神温泉湯元東館きたかみ牛特選プラン(2名様)

寄付金額:8万円

温泉宿の宿泊プラン、というのもあります。

ここには以前宿泊したことがありますが温泉好きの私としてはとても居心地の良い温泉宿でした。

このように温泉宿泊プランやゴルフ場利用券など多岐にわたってラインナップされています。

『1点限定』屋久杉 テーブル

お値段なんとびっくりの1500万円!!

最後に何かインパクトのある返礼品を、と思い検索してみましたが値段にビックリしてついつい紹介したくなりました(^-^;

実用性は置いといて、このような商品を検索して楽しむのもふるさと納税を選ぶ楽しみなのかな~と私は思います。

 

お役に立てましたでしょうか?

税制の堅苦しい話から、変な商品の話まで最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

読んでいただいたあなたに少しでも役に立てることを願って終わりとさせていただきます。

 

尚、返礼品は『さとふる』や『ふるさとチョイス』などで検索できます。

お時間がありましたらそちらでも色々と検索してみて下さい!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です