ビットコインやリップル、ネムなどの仮想通貨がまた大暴落してしまいました!
原因は韓国の仮想通貨取引所コインレイルがハッカーからハッキングを受け同社が保有していた約30%の通貨を失った・・・とのこと。
コインチェックのネム巨額流出がまだ記憶に新しいですが仮想通貨の安全性がちょっと不安になってきましたね。
韓国仮想通貨取引所Coinrailハッキング被害
6月11日韓国の仮想通貨業者「コインレイル」が同日、10日までにサイバー攻撃を受けたと発表。売り注文が殺到し、ドル建て価格は一時6650ドル前後まで下げた。米国ではビットコイン先物の価格操作を巡る疑惑も浮上し10日からの下落率は10%を超えた。
引用 日本経済新聞webサイト
サイバー被害を受けた同社は、仮想通貨の入出金を凍結し加害者を特定するため韓国警察当局の捜査に協力していることを明らかにしている。
被害総額は正式公表されていないが関係者によると約400億ウォン(約40億円相当)に上るという。
今回のハッキングを受け、一時100万台を回復し回復基調を描いていたビットコイン円も70万台前半まで売り叩かれてしまいました。
止まらない仮想通貨ハッキング
今年1月に起きたコインチェックのネム時価総額約580億円分流出事件で日本国内に仮想通貨というものが知れ渡りましたが以前にもマウントゴックス社のビットコイン巨額流出4700億円(真相は同社社長の横領のよう)、仮想通貨イーサリアムの流出(約1.5億円)などネット上では常に世界中のハッカーから狙われています。
問われる安全性とハッキング手口
どの事件も億超えの被害額ばかりで我々の常識をはるかに超えてしまっていますが上記に上げたコインチェックもコインレイルも仮想通貨取引業者が狙われた!という事件です。仮想通貨自体は「ブロックチェーン」という仕組みで監視されていますがこの仕組みが狙われたけではありません!
取引所が直接被害にあってしまった場合は我々にはどうしようもありませんが個人で仮想通貨を保有している場合は取引所に放置するのではなくネット上の自分専用の仮想通貨財布で管理しておけば盗まれる心配はかなり軽減されます。(絶対ではありませんが)
ですが、ハッキング手口も日々進化しています。不意に知らないアドレスから送られてきたメールにウイルスが仕込まれていたり、公共Wi-Fiからハッカーたちにより情報を盗まれたりと・・・いつ、どこで情報が抜き取られるかはホントにわからない状態です。
今後もハッキング被害は増えそう・・・・
今回の韓国取引所のハッキング被害もコインチェックの騒動が忘れ去られた頃に起こってしまった事件です。
今後も今回のような取引所を狙った多額のハッキング被害は定期的にトップニュースとして世間を賑わしそうです・・・
個人でも「盗まれない」よう対策しておくと安全性と資産保守力はグッと上がるでしょう!
方法をいくつか、ご紹介します!
個人でできるハッキング被害対策
「二段階認証」・・・取引所にログインするときの基本中の基本ですが秘密鍵の管理の徹底や公共Wi-Fi下で不用意にパスワードを打ち込んでしまうとハッキングされている場合、簡単に抜き取られてしまう場合もあるので気をつけなければいけませんね!
「外部ウォレットに移す」・・・長期的に保有する場合は取引所に仮想通貨を保管せず外部ウォレットに移して厳重に保管しましょう!
怪しいアドレス、アカウントからのメールは一切開封しない!
仮想通貨を多額購入し保有する場合は取引にしか使わない専用PCを用意するなどウイルスに感染される可能性のある状況下に置かないなど対策しておく!
面倒なことばかりですが今の社会は自己責任で片付けられてしまいますから自身の資産を守るためにしっかりとやっていきたいですね!
まとめ
仮想通貨はなにかとネガティブなニュースが飛び交いしばらく下落基調ですがまだまだ未来のある底知れない通貨です!現代の技術の結晶であり、また上昇する可能性は十分あります!(忘れかけた頃にですが・・・)
もう少し下がった頃に種を植えて数年ほったらかしてみる・・・数年後開いてみたら思った以上に育っていた!なんてことにもなるかもしれませんね!
仮想通貨取引を始める前にセキュリティ面はしっかり頭に入れておきましょう!そして取引所選びも重要です!優良取引所を選定していきましょう!
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