土曜の夜は朝ドラ太郎でこの1週間を振り返って行きましょう!
まずは…ここから。
お笑い芸人という職業は不安定なんですね。
今の時代もそうですが、明治時代も芸人を続けるのは楽な事ではありませんでした。
今回はお笑い芸人という職業をより尊重する時代に!?
そして、寺ギン(兵動大樹)の牙城をどう崩すのか。
朝ドラは予習より復習して行きましょう!
伏線になっているんではないか?みたいなシーンが沢山ありますからね。
朝ドラ太郎独自の感想や注目すべきポイントを1話ずつ丁寧にわかりやすく!
第11週見逃してしまったというあなたにも楽しさをお伝えできればと思います。
第12週『お笑い大阪春の陣』
今週のタイトルは『お笑い大阪春の陣』です。
夏でも秋でも冬でもなく春です(笑)
今週は『陣』という漢字を使ってますので、陣取り合戦っていう事ですね!

お笑いの世界も勢力図というのがありますので、藤吉とてんは大きな勢力にどう立ち向かって行くのか!?
それでは今週も紆余曲折をお楽しみ下さい!
【67話あらすじ】寺ギン(兵動大樹)は芸人をモノ扱い。
藤吉(松坂桃李)は団吾(波岡一喜)を念願の専属芸人に迎え、寄席は連日大入り満員、てん(葵わかな)も忙しさにうれしい悲鳴を上げていた。ある日、寺ギン(兵動大樹)が差配する芸人がけがをして、その妻・富(宮嶋麻衣)が藤吉に借金を頼み込む。だが、寺ギンの芸人に金を貸すのは筋違いになると藤吉は断った。一方、伊能(高橋一生)は新たな事業の構想を打ち明ける。
【67話感想】てん(葵わかな)の情は何かのきっかけか?
団吾師匠(波岡一喜)を大看板に迎えた風鳥亭は寄席の数も3つに増やしてノリノリです!(笑)
しかし
寺ギン(兵藤大樹)の抱えている曲芸の佐助が、風鳥亭での出演時にケガをしてしまう。
この時代は給与は歩合制なので、寄席に出れないと実入りが0になってしまう。
ただでさえ芸人の給与は低いのでケガをしてしまうのは大変な事であり命懸けの世界なんですね。
曲芸の佐助には子供が四人もいます。
同情したてん(葵わかな)は佐助の嫁に隠れてお金を渡してしまう。

同時にてんは芸人さんの価値、評価の低さを痛感してしまいます。
芸人への新しい評価のやり方が今週のポイントとなりますね!
【68話あらすじ】アサリ(前野朋哉)は芸人をやめる!?
アサリ(前野朋哉)が突然、芸人をやめると言い出した。てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が事情を聞くと、近々訪ねて来る祖父の治五郎(佐川満男)に自分が芸人だということを知られたくないという。そこで伊能(高橋一生)の手を借りて、アサリを会社員に見せかける芝居を打つことにした。一方、てんが寺ギン(兵動大樹)の芸人にお金をやったことが発覚し、引き抜きみたいな真似はやめろと寺ギンがどなり込んでくる。
【68話感想 】芸人という職業は誇らしくないのか?
藤吉の芸人仲間の1人アサリ(前野朋哉)が芸人をやめると言い出した!
祖父に嘘をついてちゃんと自立している自分を見せたかった。安心してもらいたい思いで周りの仲間が巻き込まれます(笑)

それだけ芸人という職業が不安定であり、世間に誇れる仕事ではない時代だったんでしょうね。
席主の立場からするともっとお金を稼ぐ為には寄席を増やして笑いを広めたい藤吉(松坂桃李)とてん(葵わかな)は芸人が沢山必要なんですが、芸人という職業が不安定というのは矛盾しちゃう部分が大きいですね。
そして
寺ギン(兵動大樹)は芸人を沢山抱えているが、この芸人の不安定な現状を変えようとはしません。
自分の懐が温かくなればそれで良い!って事ですね。
藤吉とてんはこの現状にどう打開策を打つのでしょうか?
【69話あらすじ】風鳥亭の危機に藤吉(松坂桃李)は悩む。
寺ギン(兵動大樹)から芸人を差配してもらえなくなった風鳥亭は、出演者が足りなくなり窮地に追い込まれる。藤吉(松坂桃李)はアサリ(前野朋哉)とキース(大野拓朗)を別々の高座に出し、寺ギン以外から芸人を何とかかき集め急場をしのぐ。てん(葵わかな)は寄席を駆け回るアサリに代わって祖父・治五郎(佐川満男)の相手をすることになるが、アサリが会社員でないことを見抜いた治五郎に詰め寄られ、答えに困ってしまう。
【69話感想】アサリ(前野朋哉)の祖父の想いとは
寺ギン(兵動大樹)から貸してもらっている芸人が全員風鳥亭に出ない!
とうとう緊急事態になり、キース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)もコンビではなくピンで舞台に立つ事になる。
アサリの祖父はてんが面倒を一時的に見る事になるが、アサリが会社員だと言う嘘はバレバレだった(笑)
それでも祖父はえぇ人達に囲まれて生活しているアサリの姿に実は満足をしていた。
そして二人はアサリの芸人としての活躍を見に行く事になる。
その姿を見て祖父は怒ってはいない!
親のいないアサリを世間の目から笑われないように育てて来たのに、お客さんはアサリの芸に笑って喜んでいた。

祖父は笑ってもらって人を幸せにする仕事をやっている事を誇らしく思った。
良い話でしたね~
芸人は誇らしい仕事なんですよ。
【70話あらすじ】新しい試みは芸人の月給制度。
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は北村笑店が自前で芸人たちを雇い、その給金を当時まだ珍しい月給制にすることに決めた。そんな中、リリコ(広瀬アリス)が女優を辞めると言い出し伊能(高橋一生)ともめるが、てんの取り成しで何とか続けることで収まる。月給制のうわさを聞きつけた寺ギン(兵動大樹)傘下の芸人たちが北村笑店に入りたいと連日詰めかけ、そのことに激怒した寺ギンは・・・
【70話感想】寺ギン(兵動大樹)が北村商店を潰す
北村商店は芸人にも安定した暮らしをしたもらいたいと思い月給制度を導入!
他の芸人も月給制度に興味が湧くのは当然ですね~毎月の家賃の支払いに困る事が無くなりますからね。
この噂は瞬く間に広がります。
これが新しい時代の北村商店のやり方なんです。
が、しかし!
もちろん寺ギン(兵動大樹)の耳にも入っちゃいます!
またもや寺ギンの琴線に触れわざと芸人をドタキャンさせ北村商店を苦しめます。
そして、大阪中の太夫元にも寺ギンが手を回し北村商店をより苦しめます。

寺ギンの元で修行中の風太(濱田岳)はてん(葵わかな)がピンチの現状を全く知らなかった。
重要なのは
風太はてんの為に寺ギンの元で笑いや芸人について勉強しているんです!
てんの為に風太はこれからどう動く!
【71話あらすじ】藤吉(松坂桃李)もとうとう打つ手がなくなる。
3軒の寄席のうち2軒が休業に追い込まれ、てん(葵わかな)はこの窮地を脱するために伝統派落語家の文鳥(笹野高史)の助けを借りようと、藤吉(松坂桃李)を説得する。風太(濱田岳)はオチャラケ派も芸人を月給制で雇うべきだと寺ギン(兵動大樹)に提案するが、けんもほろろに拒絶され風太はクビを言い渡される。藤吉が協力を頼もうと文鳥を訪ねると、そこには寺ギンがいて追い返されてしまう。
【71話感想】風太(濱田岳)は迷走するも、気持ちは…
おトキが風太を呼び出し平手打ちを2発!(マジ叩きです。かなり痛そうでした)

風太に目を覚まして欲しかった!北村商店を助けてもらいたい!
そんな気持ちの2発から71話が始まる。
風太な寺ギンにうちも月給制度にしましょう。と提案するが即却下!
寺ギンは借金を返そうと思うから芸人は頑張れる!と思っているんです
月給制度とは全く真逆の方向性が正しいと思っています。
借金をさせて芸人縛って金の亡者になってしまった寺ギンの元にはもう風太はいれないと啖呵(たんか)を切る。
風太もてんと同様に芸人の為にはを1番に考えた時におのずと答えは見えてくるもんですよね。
そして、とうとう風太が大きな動きを見せそうですよ(^^)
※兵動大樹の悪役はめちゃめちゃ良い!演技が上手い!寺ギン役の兵動大樹は見ていて面白いです。
【72話あらすじ】陣取り合戦に終止符
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は寄席3軒のうち2軒を売り払うしかない状態に追い込まれた。寺ギン(兵動大樹)が寄席を買い取ると押しかけて来るが、そこへ大勢の芸人を従えた風太(濱田岳)が現れる。オチャラケ派芸人総勢150人を北村笑店で雇って欲しいと頼み込む風太に、寺ギンは芸人全員が借金を返済するまでは自由にさせないと言い放つ。さらにそこへ文鳥(笹野高史)が現れ、両者の対立は一触即発の雰囲気になる。
【72話感想】風太(濱田岳)が風鳥亭の番頭に!
オチャラケ派の芸人150人を引き連れて風太(濱田岳)は風鳥亭に向かう。
理由は150人全員が北村商店のお世話になりたいという希望だった。
オチャラケ派寺ギン(兵動大樹)は全員分の借用書2500円を肩代わりしてくれたら芸人達を好きなようにして良い!
てん(葵わかな)は壺にヘソクリとして貯めていた2500円を寺ギンに差し出す。
一気に形勢逆転してしまう!
そこに伝統派の文鳥師匠も登場
てんの芸人に対する姿勢や、自分の着物も新調しないでコツコツ貯めていた事に感銘を受ける。
「伝統派50人も北村商店でお世話になりたい!」
これに流石の寺ギンも打つ手なく引き下がる事になりました。
てんは寺ギンにこう告げた
「笑いを商売にしているのなら寺ギンさんにもわろていて欲しい」
ぶっ刺さります!(笑)
お金だけに貪欲になりすぎると初心を忘れてしまいがちになります。
【笑い】の初心は自分も笑って生活し続けなければお客様の為にはならないという事ですね(^^)
風太の活躍で伝統派とオチャラケ派の200名を北村商店で面倒を見る事となりました。
そして、風太はとうとう北村商店の番頭として働く事も決まります!
感極まって嬉しい風太がこちら↓

無事『大阪お笑い春の陣』まるーくおさまりましたね。

【第12週まとめ】芸人の為はお客様の為になる。
事業主の立場から芸人の生活をちゃんと気にかけてあげるという事が【笑い】の発展に繋がるという事ですね。
安心して【笑い】を追及して、それだけに打ち込める環境は非常に大事な事です。
お客として見ている立場でも、安心して笑えますよね(^^)
心に少しでも余裕を持てるようになるとより良い人生になるんでしょう!
明治時代の芸人への月給制度は画期的であり、笑いの将来を見据えた行動力でした。
私達も金儲けばかりを気にする事なく!お客様を基準に仕事というモノを考えて行きたいもんですね。
小さな信用を積み重ねて何百人、何千人、何万人の心を掴んで下さい。
2018年1月からの新キャストも続々決定!

松尾 諭
リリコの漫才の相方
川上四郎(かわかみ・しろう)
音楽学校でピアノを学び演奏家として大成する夢を追うがかなわず、無声映画の伴奏楽士をしていた。だが、映画トーキー化のあおりを受け楽士の仕事がなくなり、リリコの流行歌漫才で伴奏の相方を務めることになる。口べたでプライドの高い四郎が、はたしてリリコと組んでどんな漫才を作り上げてゆくのか?

水上京香※連続テレビ小説初出演
隼也の恋人
加納つばき(かのう・つばき)
父は大手銀行の頭取で乳母日傘の箱入り娘だが、アメリカでの生活経験もあり、つばき自身は進歩的な考えの持ち主。隼也と偶然知り合い、互いにひかれあうようになるが、二人の行く手には大きな障害が待ち受けている。
松尾さんのように実力派俳優さんの出演は楽しみですね!
前作の『ひよっこ』に続いて朝ドラ2連続出演です。
かたや、朝ドラ初出演の水上さん!
若手女優さんも朝ドラ出演をきっかけで飛躍している人が沢山いらっしゃいますので、どんな演技をしてくれるのかも楽しみですね~(^^)
彼女もいつの日か朝ドラの主役になるかもしれません。
わろてんかからもメリークリスマス
https://www.instagram.com/p/BdCbv0gHssy/
それではまた来週お会いしましょう!
コメントを残す