土曜の夜は朝ドラ太郎でこの1週間を振り返って行きましょう!
今週は松坂桃李の演技が下手くそ疑惑と寄席だけではなく全てに通じる商いの心得に注目です!
朝ドラは予習より復習して行きましょう!
伏線になっているんではないか?みたいなシーンが沢山ありますからね。
朝ドラ太郎独自の感想や注目すべきポイントを1話ずつ丁寧にわかりやすく!
第8週見逃してしまったというあなたにも楽しさをお伝えできればと思います。
第8週『笑売の道』
今週のタイトルは『笑売の道』です。
私達が生きていく中で、『笑い』を提供してくれる芸人への価値は高まっていますね。
今回は『笑い』というサービスに需要を感じてもらえる売り方の原点の話になります。
紆余曲折をお楽しみ下さい!
【43話あらすじ】啄子(鈴木京香)が遂に動く!
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が開業した寄席は客足も順調に見えるが、芸人たちを差配する寺ギン(兵動大樹)への支払いが多くて、もうけがほとんどない状態だった。客の回転率を上げて何とか売り上げを伸ばそうと考えた二人は、寄席経営のベテラン・亀井(内場勝則)の秘策を試してみるが、かえって客足が途絶えてしまう。てんの実家から借りた開店資金返済のめども立たず、業を煮やした啄子(鈴木京香)はある決意をする。
【43話感想】啄子(鈴木京香)の商売に対する向き合い方。
寄席に足を運んでくれるお客様の為ではなく、自分達の儲けを増やす為に色々な策略をやってみます。
結果、目先の儲けばかり考えて大切なお客さんを失いました。
今でも商売でありがちな事ですね。
そして悪い評判はすぐに広まります。
商売で1番大事なのは信用!

いよいよ満を持して藤吉(松坂桃李)の母ごりょんさん啄子(鈴木京香)の出番です!
【44話あらすじ】てん(葵わかな)の商売の才能
商売に不慣れなてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)に寄席経営を任せられないと、ついに啄子(鈴木京香)が立ち上がった。客へのうちわの貸し出しや下足をきれいに磨くサービスなどを次々と始め、客足の回復に取り組む。てんは寄席で冷やしあめを売ることを思いつき、売り方にも一工夫して売り上げをぐんぐんと伸ばす。そんなてんの才覚を目の当たりにした伊能(高橋一生)は、藤吉にとんでもない願い事を言い出す。
【44話感想】てん(葵わかな)の冷やしあめを飲みたくなる回
お客様が何回も足を運びたくなるお店とは?そして、気持ち良くお帰り下さる為には!
ちょっとした事に気付いて行動するだけで大きく信頼を取り戻す事も可能になるんですね。
泥で汚れた下駄でそのまま帰ってもらうんではなく!布切れでキレイに拭いてあげるちょっとした心遣いでお互い笑顔で1日を終えられる。
てん(葵わかな)が冷やしあめ(生姜に水飴を混ぜた飲み物)を夏場の暑くなって来た時にキンキンに冷やす為に板状の氷の上で転がす工夫が良かったですね~!

視覚でまず冷えてそうやなぁ~ってアピールして、氷の上で直接転がす事でより早くキンキンに冷やす事ができました。
一石二鳥がやはり良い!って事なんでしょうね(^^)
【45話あらすじ】風鳥亭の昼営業開始のキッカケとは?
伊能(高橋一生)は斬新な冷やし飴の売り方を考案したてん(葵わかな)の発想力と商才にほれ込み、自分の商売にてんの力を貸して欲しいと頼み込む。そのかわり伊能は藤吉(松坂桃李)と一緒に、寄席の表で客の呼び込みをする羽目(はめ)になった。昼間の通りには女性や老人がたくさんいることに気づいた伊能は、夜営業だけの寄席を昼にも興行してはどうかと提案する。その読みはぴたりと当たり、女性客や老人客が風鳥亭につめかけた。
【45話感想】席主、藤吉(松坂桃李)の器
てん(葵わかな)の商売の才能に周りが気づき始めます。
しかし、大事なのは席主の器。
小さい箱で、端席と呼ばれる立地の悪い場所での営業は大変です。
それでもお客様を呼び込む工夫等で客足は伸びていきました。
お客様が増えて来るともっと質の良い芸人さんに出演してもらい、笑ってもらいたいと思うのが自然な流れになって来ますが…
芸人を貸してくれる胴元に売上の7割を持って行かれるので、お金の無い風鳥亭に席主(松坂桃李)が質の良い芸人をどうやって探すのか?それとも育てるのか?

席主としての器と判断力、決断力が次々と試されますね。
【46話あらすじ】てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)の死。
昼興行を始めた風鳥亭は客足も伸び、てん(葵わかな)は藤吉(松坂桃李)の寄席経営を支え充実した日々を送っていた。だがいつもと様子のまったく違う、暗くて無口な風太(濱田岳)が突然現れたことで、てんは幸せな日常から一気に奈落の底に突き落とされる。妹の結婚式の様子や家族が元気にやっているかを聞きたがるてんに対して、やっと重い口を開いた風太が告げたのは、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)のことだった。
【46話感想】風太(濱田岳)は悲しい伝書ばと

いつもてん(葵わかな)への伝達役は風太(濱田岳)がやっておりますが、今回は父・儀兵衛(遠藤憲一)の死を伝えなければいけない役目でした。
風太はてんに父親が病気で余命宣告されている事を実は早く(亡くなる前)伝えたかったんです。
ですが、父・儀兵衛にはてんには言ったらアカン!と言われていたようです。
(実家を離れて寄席営業を頑張っている1番大事な時期に娘に迷惑をかけたくないという気持ちですよね)
風太の立場からすると両方に挟まれて心中穏やかではない期間が続いていたんでしょう。
儀兵衛の死にも悲しさを感じ、それをてんに伝える役目に責任感を感じている。
風太のような全てを受け入れてくれる人がいるお陰で世の中は上手く回っているような気がしてます。
【47話あらすじ】おトキ(徳永えり)が危機を救う!?
父の死のショックを乗り越え、てん(葵わかな)は再び寄席の商売に身を入れて働く。その姿を見た風太(濱田岳)は安心して京都に戻って行った。ある日てんは、藤吉(松坂桃李)と啄子(鈴木京香)に寄席の入場料を半額にすることを提案する。半額でも客が増えればもうけは増えるというてんの考えに納得した藤吉と啄子は、この大きな勝負に打って出る覚悟を決めた。そんな時、京都からおトキ(徳永えり)が突然やって来た。
【47話感想】席主らしくなって来た藤吉(松坂桃李)
風鳥亭をもっと繁盛させる為に色々な提案を出し合います。
・藤吉(松坂桃李)は風鳥亭を会社にしよう!
・啄子(鈴木京香)はそろそろ二人は結婚しなさい!(笑)
・てん(葵わかな)は入場料を半額にしてお客様をより沢山入れる事により、売上を向上させよう!
てんは父の死のショックを乗り越えて、それぞれポジティブに動き出した結果売り上げも倍にする事に成功しました。
大切な人の死というのは誰もが経験する事になりますが、深い悲しみをも自分の力に変えて残された家族は生きて行くべきなんでしょうね。
今週も色々考えされられます。
【48話あらすじ】しず(鈴木保奈美)と啄子(鈴木京香)2人の母親
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が風鳥亭を始めて一周年の記念興行が始まった。客席には儀兵衛(遠藤憲一)の遺影を抱えたしず(鈴木保奈美)ら藤岡家の面々がおり、万丈目(藤井隆)らの芸に心の底から笑う。しずと思い出を語る啄子(鈴木京香)はてんと藤吉を呼んで、てんの心を込めた仕事ぶりをねぎらう。そして、免許皆伝だと告げ、この寄席の立派なご寮さんだと認める。
【48話感想】亡き父・儀兵衛(遠藤憲一)が笑う
風鳥亭一周年記念にオールスターキャストが集結!
儀兵衛(遠藤憲一)の遺影も笑ってくれましたね。

父と交わした約束が守られた瞬間には感動しちゃいました。
啄子(鈴木京香)もてんのお客様への心のこもった仕事ぶりに免許皆伝だと告げる!
啄子もてんから人は財なり『人財』を学ばせてもらいました。
人材ではなく『人財』です。
※人財とは、人が会社経営にとって財産であるという意味合いの言葉です。財産と聞くとお金をイメージする人も多いかと思いますが、どちらかというと「価値」を表す言葉として使用されているようです。
風鳥亭の会社名も『北村笑店』に決まります。
常に笑いはアクセントです(笑)
そして、本日無事に2人は結婚をすることができました。

トントン拍子で一気に物語は進みましたが、2人がここまでやって来た事は間違いではなかった。という事ですね!

あれ?・・・いつの間に赤ちゃん??
第9週へつづく!
【第8週まとめ】松坂桃李の演技が下手なのには理由がある!
今週は松坂桃李に注目でしたね。
松坂桃李といえば今や朝ドラも今作で2回目、大河ドラマや映画にも引っ張りだこの実力派俳優ですね。
朝ドラ太郎も好きな俳優の1人で、リアルなお話になりますが…息子の名前も【桃李】を参考にしましたからね(笑)
しかし、今作の『わろてんか』で演技下手くそ疑惑も流れています。
わざと下手くそ風に演じているのかもしれませんね~!
理由は芸人としての才能はない役どころ!だからですよ。
要所要所で、藤吉(松坂桃李)の芸が披露されるシーンもありますが上手くはない(笑)
少し違和感すら感じちゃいます。
それが藤吉というこのドラマの役だからではないでしょうか。
これから席主として大活躍してくれるとは思いますが、この役は松坂桃李で大正解!だったなと最後には思えると良いですね。
北村家直伝商売の家訓「始末・才覚・算用」
風鳥亭の商売には欠かせない基礎の部分にこの家訓が力を発揮していますね!
ごりょんさん、啄子(鈴木京香)は「てん」に「始末・才覚・算用」と書かれた額を見せます。
これが北村屋の家訓です。
①『始末』は節約のことではなくて、無駄な出費をせず使うべきときに思い切り使うということ。
②『才覚』はどこに商いの勝機があるか見極めて誰もやらないことをやること。
③『算用』は金勘定をすることではなくて、帳尻を合わせること『損して得取れ』ということ。始末とケチは違う、これが本当の『始末の極意』
てん(葵わかな)はこの家訓を軸にして風鳥亭の改革を今後もして行くのだと思います。
この家訓は現在の私達の日常でも役に立つ言葉ではないでしょうか。
頭の片隅にでも覚えておいて損はないでしょう!
朝ドラ記念すべき100作目のヒロインは広瀬すずに決定‼️

最後に気になる話題だったので、少しだけご紹介します。
2019年前期の朝の連続テレビ小説のヒロイン役に広瀬すず(19)を起用することを発表した。
作品名は「夏空」で、記念すべき100作目の朝ドラとなる。
舞台は、日本アニメ創成期。戦争で両親を亡くし、養父に連れられ北海道・十勝で育ち、東京でアニメーターとして挑戦するヒロイン「奥原なつ」の人生模様を描く。
「新しい風を吹かせたい」と意気込みを語る広瀬すず。
節目の作品ということもあり、広瀬の起用もオーディション方式ではなくキャスティングという形を採っている。
また放送開始の約1年5カ月前での発表で、同局の制作統括・磯智明氏(51)は「撮影が来年夏から始まることになり、いつもより早い発表になった」「NHKの働き方改革も関係している」と明かしている。
現在『わろてんか』では、広瀬すずの実の姉広瀬アリスがリリコ役で出演中!

姉妹揃っての朝ドラ出演は凄いですね~。
『わろてんか』の次は『まんぷく』そして100作目の『夏空』朝ドラ太郎もこの先また楽しみが増えてしまいました(笑)
それでは今週もありがとうございました!
また来週も宜しくお願い致します(^^)
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