あなたの血液型はRHマイナス?検査する方法と知られていない重要な事とは




一番上の娘を授かった時に初めて判明したのですが、私の妻の血液型はO型のRHマイナスでした。

その当時妻は27歳でしたが、妊娠して血液検査をするまでは

自分がRHマイナスだという事実を、それまで27年間全然知らなかった訳です。

 

学校の健康診断や企業の健康診断も受けていたはずなのに、全く知らなかったんです(笑)

 

それもそのはず。

 

RHマイナスかどうかは特別な検査をしないと知る事はできません(^-^;

学校で行うような簡易型の血液検査では分からないようです。

 

それまで輸血が必要な手術をするような出来事が無かったから良かったようなものですが

万が一交通事故などに遭っていたりしていたらと思うとぞっとしました(^-^;

 

さて、今回はあなたの血液型がRHマイナスであった場合に起きるかもしれないデメリットと、検査をする方法など豆知識をお伝えしたいと思います。

RHマイナスってそもそも何?

1940年、Landsteinerラインシュタイナーと弟子のウィナーは、人の赤血球にアカゲザル(Rhesus monkey)と共通の血液型抗原であることを発見しました。

そして、この抗原の有無によって分ける血液型をRh血液型としたのです。

今日、Rh抗原は非常に複雑ですが、一般にはC・c・D・E・eなどの抗原がよく知られています。

Rh陽性やRh陰性という表現は、これらのうちD抗原がある場合をRh陽性(プラス)、ない場合をRh陰性(マイナス)としています。

RHマイナスの発生率は日本人では0.5%で、白人の15%と比べるとかなり珍しい血液型となっています。

その割合は

日本人では200人に1人の割合と言われ、AB型は2000人に1人ぐらいの確率だそうです。

血液型 A型 B型 O型 AB型
出現頻度 4/10 2/10 3/10 1/10
RHマイナスを加味した出現頻度 4/2000 2/2000 3/2000 1/2000

稀血(まれけつ)というものもある

RHマイナスより、検出される頻度が少ない血液型が実はあります。

その血液型を『稀血(まれけつ)』と呼びますが、ほとんど聞き覚えのないような血液型です。

 

現在、日本では20種類以上を稀血(まれけつ)として登録しています。

稀血の中でも、検出頻度が100人に1人から数千人に1人程度をⅡ群とし、Ⅱ群よりも検出頻度が低いものをⅠ群と分けています。

主な稀血と検出頻度を見てみましょう。

血液型 検出頻度

Oh(Bombay) ボンベイ 極めてまれ(Ⅰ群)

p スモールピー 極めてまれ(Ⅰ群)

-D- バーディーバー 極めてまれ(Ⅰ群)

Ko ケーゼロ 極めてまれ(Ⅰ群)

Fy(a-) ダッフィエーマイナス 1/100(Ⅱ群)

Di(b-)ディエゴビーマイナス 1/500(Ⅱ群)

Jr(a-)ジェーアールエーマイナス 1/3000(Ⅱ群)

ヘルスケア大学様より引用

ボンベイは昔、話題になったドラマ『家なき子』で主人公がその血液型だったという記憶が微かにあるぐらいで後は全然聞き慣れない血液型ですね。

 

RHマイナスも稀血の部類に入りそうですが、近年ではRHマイナス友の会などの組織によって輸血の際に困る事は無くなったので、稀血の部類には入らないそうです。

自分がRHマイナスかどうかを知る方法とは?

両親がRHマイナスじゃなくてもRHマイナスは生まれる

私の妻はたまたま妊娠をきっかけに自分がRHマイナスである事を知ったのですが、知った時は耳を疑ったそうです。

 

妻の家族にはRHマイナスの血液型が居ないんですね。

しかし、ABO型のO型のように、両方にマイナス因子があれば産まれてくる子供はRHマイナスになる可能性があります。(画像参照)

 

RHマイナスかどうかを知る為には献血をするのが一番現実的

輸血をしなければならないような手術の前には必ず検査を行います。

また、妊娠が判明した場合にも必ず母親の血液検査を行います。

(この点に関してはデメリットの件で後述致します)

 

この機会以外に検査する方法は…

 

色々と検索してみましたが、献血に行く以外の方法を見つける事が出来ませんでした。

 

検査目的で献血をするのはいかがなものかと思いますが、献血をしてRHマイナスだという事が判明すると献血センターからこのような手紙が届きます。

(プライバシー保護の為、一部ボカシております)

こういった取り組みがされており、RHマイナスであっても今の時代では輸血に困る事はありません。

ちなみに、県内で輸血が必要な場合は前もってRHマイナス友の会に所属している方に献血のお願いが来ます。

注意

決してRHマイナスかどうかを調べる目的で献血を勧めているわけではありません。

任意で検査する方法を見つける事が出来ませんでした。

もし、ご存知の方が居られましたらご連絡頂けると幸いですm(__)m

RHマイナスである事のデメリットとは?

RHマイナス友の会のおかげで、輸血にはあまり困らない事は判明しましたが

実はRHマイナスであると大変な事があります。

血液型不適合妊娠が起きてしまう

血液型不適合妊娠とはママとパパのRh型が異なる場合に発生します。

Rh型のマイナスとプラスは、Rh抗原を血中に保持しているか、いないかを表しているものです。

初めての妊娠(分娩)の際に、絨網が損傷してしまったり、胎盤が剥がれた傷口の部分から赤ちゃんの血液(Rh+)が、ママの血液へと混入する事があります。

その際、ママの体では今まで無かった抗原が血液中に混ざり合う為、Rh抗原に対する抗体(免疫体)を生産してしまいます。母体が抗体を生産して初めて「血液型不適合妊娠」と呼びます。

二度目に妊娠するころには、ママの体はRh抗原の存在を認識している為、赤ちゃんがRh+である場合、すぐさま抗体の生産を始めます。

ママの体で作られた抗体が、赤ちゃんに流れ込んでしまった場合、抗体が赤ちゃんの血液中にあるRh抗原を攻撃してしまうことで、「胎児新生児溶血性疾患」という疾患を招いてしまうことがあります。

初めての妊娠・分娩の際は、赤ちゃんに「胎児新生児溶血性疾患」の症状が表れることは殆どありません。

注意すべきは2回目以降の妊娠・出産なのです。

初めての妊娠の場合に胎児新生児溶血性疾患になる確立は1.7%だと言われています。

その後は、2回目約3%、3回目約6%、4回目約17%、5回目約27%と徐々に可能性が高くなっていきます。

「妊娠の回数」を重ねる毎に、確率が高まるということだけは覚えておいてほしいと思います。

赤ちゃんの部屋BabysRoom様より引用

どちらか一方がRHマイナスだと血液型不適合妊娠になる可能性がありますが

要注意は母親がマイナスだった場合です。

 

父親(マイナス)×母親(プラス)の場合

胎児がRHマイナスになる確率は約7パーセントだと言われていますが、ほとんどのケースが母子ともにRh+になるという事です。

仮に、胎児がRHマイナスであった場合、母体と胎児の型が異なるわけですが、ママ自身が既にRHの抗原を持っている(RHプラス)為、RHへの抗体(免疫)が作られることはないので問題ありません。

 

問題はこちら。

 

父親(プラス)×母親(マイナス)の場合です。

胎児がRHプラスになる可能性が非常に高い為、血液型不適合妊娠になる可能性が非常に高いという事になります。

胎児新生児溶血性疾患になる可能性がある

2度目以降の妊娠の場合、ママの体はRh抗原に対する免疫が出来上がっている状態となります。

胎児がRh+だった場合、ママの体内で抗体がすぐさま生産され、赤ちゃんの血液中へと入り込む事で、赤ちゃんの血中に含まれているRhの抗原を、ママの体で作った抗体が攻撃してしまいます。

それにより、胎児の赤血球が破壊されてしまい、胎児が極度の貧血状態になってしまいます。

貧血のほかにも、免疫性胎児水腫・黄疸などの症状が出る事があります。そのような症状を招くことを「胎児新生児溶血性疾患」と言います。

胎児新生児溶血性疾患の症状の一つである「免疫性胎児水腫」とは、母体と胎児のRh型が異なることで、胎児が極度の貧血状態になり、それにより引き起こされる水腫です。

水腫とは、皮膚や胸、腹部など身体が浮腫んだ状態をいいます。心臓が浮腫んだ場合は、心不全などを引き起こし、亡くなることもあります。

赤血球がRhの抗体に壊されてしまうことで、赤血球からビリルビンという物質が流れ出します。

そのビルビリンを分解出来るのは肝臓なのですが、胎児や新生児の肝臓は未熟な為、ビルビリンを処理しきれない状態になってしまいます。

そのような状態で起こるのが「黄疸」です。稀に、黄疸を引き起こす要因となるビルビリンが、脳に付着し、神経細胞を破壊することがあります。それを「核黄疸」といいます。

核黄疸が原因で、脳の一部が破壊され、脳性麻痺になることがあります。核黄疸の症状がひどく、脳性麻痺に発展しそうな恐れがある場合は、「交換輸血」が行われることがあります。

「交換輸血」とは・・・血中の毒素を排出するため、血液を抜き取り、新しい血液を輸血し、入れ替えることをいいます。

赤ちゃんの部屋BabysRoom様より引用

可能性があるという事はデメリットですが、必ずなる訳ではありません。

現に私は3人子供が居ますが、全員何事も無く無事に産まれてきてくれています!

 

また、妊婦健診で4週おきにきちんと検査をするので極端な心配をする必要はありません。

なったとしても今は対処方法もきちんと確立されており、定期的な検診、異常を感じたらすぐに相談する事が大事ですね!

最後に

RHマイナスである事にデメリットは今のところほとんどありません。

女性がRHマイナスであった場合、先程の血液型不適合妊娠が起きる可能性がありますがきちんと妊婦健診を受けていれば問題ないです。

(うちは3人とも無事に産まれてきてくれました!)

 

自分の血液型に不安を覚えたら、献血に行ってみましょう!

誰かの為になりますし、悪い事ではないと思います!

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m

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